山田 浩也
私の作品は抽象的な表現が主体となっています。そのモチベーションの根源は日常の社会生活の中で身近に出会う様々な出来事や人との関わり、肌感覚で感じた場の空気や時の断片を自身の中に取り込んでいると、やがてそれは色彩やカタチに置き変わっていきます。そして画面に向き合ううちにそこに表現された形態はいつもその時の『自分の棲家』『自分の居場所』となります。
私の表現は時にさまざまな身近にある素材を用いながら『視覚的な言語』をコンセプトとしています。
【略歴】
1988年
・国立パリ高等美術装飾大学校造形空間学部絵画専攻修士課程修了(フランス)