Fujiki Isaac
1985 京都出身
私が生まれ育った場所は、当時自然や田んぼがまだ多く残されているところでした。当時の私には、その全てが美しい唯一無二の世界でした。
そのせいか、私が見て心地よく感じるモチーフは空、植物、動物、水、石など命の有無に関わらず自然の物が多いことに気がつきます。
自然は、人がどうしてもゼロから作る事の出来ないものであり、どこからどう来たのかと思わせるものばかりです。そこには、私には見尽くすことの出来ない美と、偉大な業の源が広がっており、何か大きな存在、人が人の手では創る事の出来ない本物の真理、命が存在していると感じるのです。