此岸と彼岸

  • 立体

実際に販売されている僕が骨になった時に入れる大きさの骨壺の中に、僕自身が磨いたガラスの破片と色とりどりのセロハンを入れ、蓋の隙間から中が光って見えるようにした作品。

箱を皮膚、骨壺を頭蓋骨として表現しました。

人の頭の中には此岸と彼岸が存在していると考えており、起きている時、意識のある時を此岸にあるとするのなら、眠っている時、意識の無い時は彼岸にいることになるのではないかと考えました。

僕自身、人の中に存在するそれぞれの此岸と彼岸を日々渡り歩いて過ごしているように感じることがあり、それを思って作りました。

制作年

2021年

メディウム

和紙,骨壺、ガラス、セロハン、桐箱

サイズ

縦24cm x 横24cm x 奥行27.5cm

エディション

ユニーク